キーエンスのBT-1000シリーズ用サンプルアプリケーションについて

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当方の販売している端末にインストール済みのサンプルアプリについての説明になります。

必要な物(ご自身でご用意が必要な物)
USBケーブル A-miniB ・・・・端末⇔PC接続用
USB driver
データ転送ソフト ・・端末⇔PCデータ転送用
driverと転送ソフトはメーカーHPよりDLしてください。

ココでの説明は仕様の説明になりますので
ソフトの設定等はメーカーのマニュアル等をご覧になり、
使用環境に合わせて設定済みの前提になります。

クレードルが無い方でもPCと通信出来る様に端末側面のUSBコネクタから通信する仕様になります。

まず機能の紹介です。
1.入出庫入力
2.棚卸
3.検品・ピッキング
になります。

入出庫と棚卸は端末で入力した内容を端末内のログファイルに蓄積していく仕様です。
検品・ピッキングは指示マスタ ーファイルを元に照合をして一致か不一致かを判断します。

1.入出庫について
最初に入庫か出庫かを選びます。

担当者

取引先

商品No

数量→入力後商品Noに戻る

という動作を繰り返します。
[F3]を押すとメインメニューに戻り
[F1]を押すと転送ソフトが待機状態であれば自動でログが送信されます。
ログファイルの保存先は転送ソフトの設定に依存します。
ファイル名は「nyukolog1.txt」となり、
レコード内容は「,」区切りで
左から 日にち , 時分 , 秒 , 端末ID , 入出庫フラグ , 担当者ID , 取引先ID ,  商品NO, 数量
の順に並びますのでexcel等にインポートして処理等に利用できます。

2.棚卸について
担当者

商品No

数量→入力後商品Noに戻る
という動作を繰り返します。
[F3]を押すとメインメニューに戻り
[F1]を押すと転送ソフトが待機状態であれば自動でログが送信されます。
ログファイルの保存先は転送ソフトの設定に依存します。
ファイル名は「tanalog1.txt」となり、
レコード内容は「,」区切りで
左から 日にち , 時分 , 秒 , 端末ID , 担当者ID , 商品NO, 数量
の順に並びますのでexcel等にインポートして処理等に利用できます。

3.検品・ピッキングについて
最初にマスタ受信をする[F3]押下(以前処理途中で終了している場合は続きからを選択してください。)

担当者

伝票NO

商品No

数量→入力後指示マスターに残り作業があれば商品Noに戻る
   残り作業が無ければ終了します。
[F3]を押すと転送ソフトが待機状態であれば自動で指示マスタが端末に送信されます。
指示マスタファイルは転送ソフトの送信フォルダに
「master1.txt」
というマスタファイルがあれば転送されます。
マスタファイルのレコード内容は「,」区切りで
伝票NO , 商品NO , 数量
となります。
このファイルを元に照合をして検品致します。
行の数=作業数(検品数)となります。

ログファイルの保存先は転送ソフトの設定に依存します。
ファイル名は「tanalog1.txt」となり、
レコード内容は「,」区切りで
左から 日にち , 時分 , 秒 , 端末ID , 担当者ID , 伝票NO , 商品NO , 数量
の順に並びますのでexcel等にインポートして処理等に利用できます。